肝不全栄養剤について

肝不全栄養剤とは、様々な理由から肝機能が低下し、
そのままでは健康的な生活に支障がある場合、
補助的に栄養を取るための薬剤です。

まず、肝臓の役割を確認しておきましょう。
肝臓は、人間の身体の中でも大きな臓器であり、胃や腸のように
筒状になっておらず、肝細胞によって構成されています。

その肝細胞によって、食物を食べることによって得た栄養分を
グリコーゲンという糖分に変容し貯蓄します。

また、大きな臓器なので、血液量も多く、全身の10分の1の血液を
保持していて、必要に応じて体に戻されます。

それから、お酒などのアルコールや薬など、そのままでは体に
有害な物質を、無害な物質に変えることができます。

肝臓のすぐ下が腸なので、腸で作られた有害なアンモニアや
その他の有害物質を解毒する役割があります。

そんな重要な役割を持つ肝臓ですが、様々な要因で肝臓の病に
かかることもあります。

最も重要なのは、基本的な生活習慣が要因になることが
多いということです。

まず、生活を構成する食事が原因となる肝臓の病気が脂肪肝です。
糖分や脂肪をとりすぎると、肝臓に送られる脂肪酸が増え、
中性脂肪が肝臓にたまります。

また、アルコールの取りすぎでも、中性脂肪が肝臓にたまります。
このような中性脂肪が肝臓にたまりすぎる状態が、脂肪肝です。

さらにアルコールをとり続けると、脂肪肝の状態が常に起こり、
肝炎に進みます。さらに、肝炎の状態が慢性状態(慢性肝炎)の状態
が続くと、肝硬変になります。

この状態になると、肝臓の機能も失われているので、
肝不全栄養剤が必要になってきます。

 

 

 

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