肝不全の食事療法について

肝不全とは肝臓の機能が低下することで、肝臓本来の役割を
十分に果たせなくなってしまう疾患を指します。

肝臓は口から摂取した脂肪分やたんぱく質の分解・合成や、
アミノ酸の供給などをつかさどっている器官で、
人体を維持するために重要な働きをしてくれます。

肝不全の食事療法として、従来では「肝不全=高たんぱく食」
という認識が一般的であり広められてきました。

しかし肝不全ともなると栄養素を分解する能力が衰えている
ため、肝臓に負荷をあたえる”高たんぱく食”は避けたほうが
好ましい、というのが最近の理論です。

そのため現在では極端な食事制限は言及されておらず
「適正なエネルギーとバランスの取れた食事」が
勧められるようになりました。

毎日の生活のなかで変えられる事としては、調理の際には
中性脂肪がつきにくいオリーブオイルを使用し、肉よりも魚中心の
食生活へと変化させる事が挙げられます。

肝臓疾患に伴った「味覚障害」を引き起こしている可能性がある
場合には、しょうゆや塩などの調味料を使いすぎる傾向にあります。

味覚障害を起こしていると塩分過多になってしまうため
本人はもちろんの事、周囲からの注意が必要です。

食後は肝臓に栄養を行き渡らせるため、ゆっくりと横になって
休むことが推奨されています。

行儀が悪いのではと思われがちですが、食事を摂ることで
血流が高まり肝臓に栄養素が届きやすい状況でもあるため、
食後は体を横にし、ゆっくりと休んむことが勧められています。

 

 

 

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