アルブミン製剤の投与についての注意点

アルブミン製剤を投与し、使用する際の注意点として挙げられるのが、
この製剤の成分に対して過敏症などの既往症が有った人に
使用してはいけないと言う事です。

慎重な投与が必要とされていて、更にハクトグロビン欠損症の
患者に使うと過剰反応を引き起こしたり、心臓障害が有る患者に
使うと循環血液量の増加によって心負荷増大の可能性が有ります。

循環血液量が正常の患者に急速に注射を行うと、
心過負荷などの循環障害を引き起こす可能性もあります。

溶血性と失血性貧血の患者には、ヒトパルボウイルスB19の
感染が否定出来ず、感染した場合には持続性の貧血を起こす事が
有ります。

製造に関しては感染症の伝播を防止する為の安全対策が
講じられていますが、血液を原料としている事に由来した
感染症のリスクは未だに完全には除去出来ていないと
言うのが現状です。

この製剤を実際に使用する前に、医師などの医療従事者は
この製剤の事を十分に患者に伝える義務が生じると共に、
これからの治療に専念して貰う為にも理解を得る努力が
必要になってきます。

今の所アルブミン製剤の投与によって、変異型の
クロイツフェルトヤコブ病などが伝播したと言う報告は
有りませんが、

製造過程において異常プリオンを低減して得ると言う報告が有ります。
理論的な伝播のリスクは完全に排除出来ないので、
慎重な投与が必要になってきます。

慢性の病態への使用では、アルブミンの合成能の低下を招く
事が有りますので、特に血清アルブミン濃度が高めだと、
合成能が抑制される事が有るので注意が必要です。

 

 

 

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